|
第3防空師団()は、国家人民軍航空軍(東ドイツ空軍)が有した主要な編成の1つ。直属の部隊として運用された。 == 任務 == 第3防空師団の任務は、「ドイツ民主共和国南北部領空の防衛」(Sicherung des nördlichen Luftraums der DDR)と定められていた。 == 歴史 == 1956年9月26日、兵営人民警察時代の第2航空隊(2. Aeroklub)を母体として設置された。当初、部隊の名称は第3航空師団(3. Fliegerdivision)で、師団司令部および参謀部はに設置されていた。やがて規模の拡大と共に第3戦闘機師団(3. Jagdfliegerdivision)の名称を経て、1961年12月に第3防空師団となった。これにあわせて師団司令部および参謀部はトロレンハーゲン近くのノイブランデンブルク空港に移った。またノイブランデンブルクから離れたには、有事における司令部代替施設として第33師団指揮所(Divisions-Gefechtsstand 33, GS-33)が設置されていた。 1990年、共和国の崩壊を経て国家人民軍の解散が決定する。その中で第3防空師団も解隊した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第3防空師団 (国家人民軍)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|